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メンタルヘルスケア研修って職場環境改善に効果ある?研修を選ぶ3つのポイント!
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職場環境改善にメンタルヘルスケア研修の導入を検討しているけど、ほんとに効果あるの?どうやって選べばいいの?等お悩みのご担当者の方は少なくないかと思います。メンタルヘルスケア研修にはどんな効果があるのか、効果のあるメンタルヘルスケア研修を選ぶポイントについて徹底解説していきます。

そもそもメンタルヘルスケア研修って何?

メンタルヘルスケア研修は、職場において従業員の心の健康を促進するために行われる研修です。

近年、職場のストレスや心の負担が増加していることから、従業員のメンタルヘルスに対する意識が高まっています。

メンタルヘルスケア研修は、従業員がストレスや不安、感情の変化をうまく管理し、健康的なコミュニケーションスキルを身に付けることが目的の一つとして挙げられます。

従業員が自らのストレス、考え、感情を上手くコントロールし、従業員間のコミュニケーションを促進することで生産性の向上にも効果があるとされています。

メンタルヘルスケア研修の種類

メンタルヘルスケア研修には、主に3つの種類があるといわれています。

①セルフケア研修 ②ラインケア研修 ③ハラスメント研修

具体的にどのような内容なのか解説します。

セルフケア研修

ストレスを受けた際にどのように対処すればよいか、そもそもストレスとは何か、自分自身がストレスを受けやすいタイプかどうか等、ストレスへの向き合い方を学ぶ研修です。

同じストレスを受ける環境にいても、知識があるとより健康でやりがいをもって働くことができるようになります。

カリキュラム例→https://wellness-spt.com/selfcarecourse

ラインケア研修

管理監督者がどのように部下とコミュニケーションを取っていけばよいのか、管理監督者自身のストレスに対してはどのように対処していけばよいのか等、管理監督者ならではの視点に立った研修です。

日々のコミュニケーションの有無が、部下や社内全体のストレスへの気づきをupすることができるようになります。

ハラスメント研修

職場のハラスメント対策として行われる研修です。そもそもハラスメントって何なのか、どの様なコミュニケーション方法を行えばハラスメントを防げるのか、自分はハラスメントをしやすい人なのか等、パワハラに対する知識を深めることで社内のパワハラを防ぐことに効果があります。

カリキュラム例→https://wellness-spt.com/harassmentpreventioncourse

参考:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトこころの耳

メンタルヘルスケア研修の効果って実際どうなの?

メンタルヘルスケア研修の効果については、色々な研究がされています。この記事では主に4つの効果についてご紹介いたします。

  1. 🌟メンタルヘルスの理解と意識向上🌟
    • 研修を受けた従業員の多くが、メンタルヘルスに対する理解が深まり、ストレスや心の健康に対する意識が向上したと報告されています。
    • 研修の中で、うつ病や不安障害などのメンタルヘルスの症状や兆候について学ぶことで、早期発見と適切なサポートの重要性についての認識が高まります。
  1. 🌟ストレス管理と対処スキルの向上🌟
    • メンタルヘルス研修では、ストレスの原因やストレスへの対処法に焦点を当てることが多いです。研修を受けた従業員は、ストレス管理と対処スキルが向上し、職場でのプレッシャーや負担に対処しやすくなるとの報告があります。
  1. 🌟チームのコミュニケーションとサポート体制の強化🌟
    • メンタルヘルス研修は、職場のコミュニケーションを向上させ、同僚や上司がお互いにサポートし合う環境を促進する効果があります。従業員同士の信頼関係が築かれることで、メンタルヘルスの問題に対してオープンに話し合う文化が醸成されます。
  1. 🌟生産性と効率の向上🌟
    • メンタルヘルスの研修が適切に実施されると、従業員の心の健康が向上し、ストレスが軽減されることから、生産性や効率の向上に効果があります。従業員が心身ともに健康である場合、仕事への集中力や意欲が高まり、業務の成果にポジティブな影響を与えることが期待されます。

以上4つの効果から、従業員のメンタル不調による離職や休職を改善したい企業・従業員間のコミュニケーションに課題を感じている企業・従業員ストレスを低減し生産性を上げたいと考えている企業等々にとって効果があることが分かります。

メンタルヘルス研修選択の3つのポイント

いざ、メンタルヘルス研修の実施を決めたとしても、研修実施業者が多くどの企業を選べばいいか悩んでしまう方もいらっしゃるかと思います。企業様の状況や課題によっても最適な研修は異なりますので、共通して注視すべきポイント3つをお伝えいたします。

🔔Point 1 企業の課題やニーズによってカスタマイズできるか

メンタルヘルス研修を実施するときに、企業の課題に合った内容を実施することが非常に重要です。

メンタルヘルスケア研修で取り扱う内容は多岐にわたります。企業の課題にピンポイントの内容を実施できないと、せっかくの研修の効果が低減してしまいもったいないです。

そこで、研修実施の際には研修内容をオーダーメイドしたり、カスタマイズできる会社がおすすめです。

また、メンタルヘルスケア研修実施に当たって、企業様の課題やニーズをヒアリングするうえで、ストレスチェックの結果は非常に役に立つ客観的な指標となります。ストレスチェックの集団分析等に詳しい研修会社だと良いでしょう。

🔔Point 2 参加型・双方向型の研修かどうか

メンタルヘルス研修実施にあたって、参加型・双方向型の研修であることはとても大切です。

主に2つのメリットがあります。

  1. ①参加者の積極的な学びにつながる
  2. 参加型・双方向型の研修では、参加者が積極的に関与し、自分自身で学びを進めることができます。単なる受講者として情報を受け取るだけでなく、ディスカッション、グループワーク、演習などを通じて主体的に学びを深めることができます。
  3. 記憶に残りやすい
  4. 参加者が研修で学んだ知識を使って発言したりワークに取り組むことで、学んだ内容がより長期間記憶に残りやすくなります。単なる受動的な受講では情報が頭に入っても、すぐに忘れてしまうことがあります。一方、参加型の研修では体験としての学びが得られるため、より深い理解が生まれます。

以上2つの理由で、参加型・双方向型の研修は、参加者がより積極的に学び、実践的なスキルを向上させることができる効果的な方法と言えます。

🔔Point 3 継続的に研修を実施できるか

メンタルヘルスケア研修は、年に1回の実施ではなく継続的に実施することが重要です。

理由は3つあります。

  1. 持続的なメンタルヘルスサポート
  2. メンタルヘルスの問題は一度だけの研修では解決できない場合があります。定期的な研修を行うことで、従業員がメンタルヘルスに関するスキルや情報を定着させ、効果を定着することができます。
  3. リスクの早期発見と予防
  4. 継続的な研修を通じて、従業員のメンタルヘルスに対する意識を高め、早期に問題を発見し、適切な予防策を講じることができます。これにより、深刻な問題の発展を防ぎ、健康な状態を保つことができます。
  5. メンタルヘルス文化の構築
  6. 継続的な研修は、メンタルヘルスを大切にする組織文化を構築する助けになります。定期的にメンタルヘルスに関するトピックを取り上げることで、従業員がメンタルヘルスを話しやすい環境が築かれ、相互の理解とサポートが促進されます。

1回のみではなく、年間を通して複数回メンタルヘルスケア研修を実施することで、研修の効果が増加・定着することが分かります。

しかし、コスト面の課題や年間で複数回実施するプランがない場合もあるかと思いますので、問い合わせする際に確認すると良いでしょう。

企業・従業員の健康をサポートします

株式会社ウェルネスサポートは、研修サービス、産業医・保健師の紹介、各種相談サービス、ストレスチェックの運営代行まで、企業・従業員の健康をサポートするサービスを幅広く提供しています。

研修がどんな内容か知りたい、他社はメンタルヘルスケア研修をどのように実施しているか話を聞いてみたいなど、ご質問やご不安な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

\電話:03‐6712‐8465/

株式会社ウェルネスサポートメンタルヘルス研修

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