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再生医療等の審査委員会の選び方と審査料について
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PRP治療や脂肪幹細胞治療などの再生医療の導入時、細胞加工施設の登録の他、提供計画を(特定)認定再生医療等委員会に提出する必要がありまが、どの(特定)認定再生医療等委員会を選べばよいのか、お悩みのご担当者様多いのではないでしょうか。

そこで、(特定)認定再生医療等委員会をいくつかご紹介するとともに、(特定)認定再生医療等委員会を選ぶ際の確認ポイントや審査料についてもご紹介します。

(特定)認定再生医療等委員会の選び際のポイント

最初に、(特定)認定再生医療等委員会(以下「審査委員会」)を選ぶ際に確認すべきポイントをご紹介します。

審査委員会ごとに審査可能な分類や範囲が異なる

先ず、再生医療については、リスクに応じて第一種から第三種まで計3つの分類に分けられています。産婦人科の不妊治療や、整形外科の関節内投与による治療などは第二種に、美容医療や歯科の骨再生治癒、整形外科の関節外治療などは第三種に該当します。

審査委員会によっては、リスクの低い第三種のみ、第二種と第三種のみを審査する委員会や、例えば整形外科で言いますと、第二種の関節内投与でも「膝」のみの審査しか対応していない委員会などもあります。

さらには「専門医」の資格保有医師でなければ審査対象者として認めない委員会もあれば、審査の際に施設管理者や治療する医師責任者に委員会への出席を求めるところもある等、様々です。

それらを十分に理解したうえで審査を申し込まなければ、無駄な時間と費用を費やしてしまう可能性がありますので、注意が必要です。

審査委員会ごとに審査料が異なる

再生医療の治療を導入される医療機関で特に気にされるポイントは「審査料」のことかと思います。

かかる費用は審査を依頼する(特定)認定再生医療等委員会で最大数十万円もの違いがでてきます。第二種の申請が割高でも、第三種の申請が安価な審査委員会など、それぞれの審査委員会で審査料が異なります。

審査委員会ごとに審査できる治療種別も異なり、各委員会に所属する理事の専門分野も異なります。

審査できる治療種別が多い審査委員会ほど、審査委員会に所属・出席する理事が多いことも、運営の関係上、審査料の多寡に関係しているものと思われます。

なお、新規申請時の審査料が割高な審査委員会でも、毎年かかる定期報告の審査料が安価な審査委員会もあります。さらに事前審査料を求める審査委員会などもあります。

「新規申請」「定期報告」「変更申請」などいくつかの項目がありますので、それぞれの条件も含めて理解、確認しておきましょう。

ランニングコスト「定期報告の審査料」は要確認

(特定)認定再生医療等委員会には、毎年、再生医療等提供計画の「定期報告」を提出する必要があり、毎年「定期報告」の審査料が発生します。特に、第2種と第3種を両方導入される場合などは、毎年両方ともに審査料が発生しますので、5年や10年単位のスパンで必要となるランニングコストを考えておく必要があります。

審査処理実績は委員会選びの基準に

(特定)認定再生医療等委員会の審査処理実績数は、他の医療機関がどの委員会委員会を選んでいるかの判断基準となります。審査処理実績が多い審査委員会ほど、医療機関から利用されている(利用しやすい委員会)と言えるかもしれません。

審査が厳しい(特定)認定再生医療等委員会もあり

(特定)認定再生医療等委員会の中には、事務局が丁寧にサポートしてくれる審査委員会もあれば、審査が厳しく、修正指摘や差戻し、再審査などが多い審査委員会も存在します。

審査が厳しい委員会に依頼すると審査期間にかなりの日数を要してしまうことがあります。(大学病院系の委員会は比較的審査が厳しい傾向にあるようです)

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審査委員会と再生医療等技術審査料(特定認定再生審査・認定再生審査料)の比較

認定再生医療等委員会は、厚生労働省が公開している「各種申請書類作成支援サイト」の中で「認定再生医療等委員会の一覧」として掲載されています。

その中から、参考としていくつかの(特定)認定再生医療等委員会をピックアップし、各種の審査費用をご紹介します。

CONCIDE認定再生医療等委員会

名称CONCIDE認定再生医療等委員会
所在地〒102-0084 東京都千代田区二番町11-3
相互二番町ビルディング別館7階
第2種第3種
新規審査550,000円220,000円
定期報告220,000円110,000円
2022年12月時点実績
(新規申請)
353
合計38
備考

JAMA日本先進医療医師会

名称JAMA日本先進医療医師会
所在地〒108-0075 東京都港区港南2-3-1 大信秋山ビル4F
第2種第3種
新規審査470,000円
※会員価格
60,000円
※会員価格
定期報告100,000~170,000円
※会員価格
40,000円
※会員価格
2022年12月時点実績
(新規申請)
156255
合計411
備考会員(年会費12,000円)になると、各種審査の割引あり

ヴィヴィアン認定再生医療等委員会

名称ヴィヴィアン認定再生医療等委員会
所在地〒810-0041 福岡県福岡市中央区中央区大名2丁目6−39
第1・2種第3種
新規審査605,000円374,000円
定期報告308,000円176,000円
その他・料金など308,000円
(継続審査)
176,000円
(継続審査)
2022年12月時点実績
(新規申請)
21663
合計279
備考

JAPSAM先端医療推進機構再生医療等委員会

名称JAPSAM先端医療推進機構再生医療等委員会
所在地〒464-0858 愛知県名古屋市千種区千種2丁目24番2号千種タワーヒルズ1階
第1種第2種第3種
新規審査600,000円440,000円290,000円
定期報告330,000円290,000円190,000円
2022年12月時点実績
(新規申請)
10250
合計152
備考

日本肌再生医学会認定再生医療等委員会

名称日本肌再生医学会認定再生医療等委員会
所在地東京都新宿区西新宿三丁目7番1号 新宿パークタワーN30F
第1・2種第3種
新規審査500,000円250,000円
定期報告300,000円200,000円
2022年12月時点実績
(新規申請)
11356
合計169
備考

安全未来特定再生医療等委員会

名称安全未来特定再生医療等委員会
所在地〒213-0001 神奈川県川崎市高津区溝口 1-19-11
グランデール溝の口 502 号
第1・2種第3種
新規審査750,000円400,000円
定期報告100,000円100,000円
その他・料金など30,000円
(事前審査料)
2022年12月時点実績
(新規申請)
27924
合計303
備考申請者・責任者の審査委員会への参加が必要

(特定)認定再生医療等委員会を選ぶ際は業者から情報収集を

ご紹介しました通り、(特定)認定再生医療等委員会を選ぶ際には、

  • 新規の審査費用
  • 定期報告の審査料(ランニングコスト)
  • 審査処理実績

などを確認し、審査委員会ごとに比較しておくことが重要です。

しかし、各審査委員会の費用や審査処理実績を把握できたとしても、本当にその審査委員会に依頼するのが正しい選択肢なのかは心配に思われることもあるでしょう。

そこで、実際の審査委員会選びには、審査委員会のことや、審査の対象となる提供書類・手続きについて精通している再生医療の導入サポート支援業者から情報を収集することをおすすめします。

審査委員会選び、提供計画の作成など、再生医療の導入を総合的にサポートします

当社は、「特定細胞加工物製造届出作成」「再生医療等提供計画作成」「必要機材の選定」「定期報告の作成」など、医療機関がスムーズに再生医療を導入頂くための再生医療の導入支援サービスを総合的に提供しております。

  • どの認定再生医療等委員会で申請すれば良いのか知りたい
  • 再生医療を導入したいけれど手続き方法が分からない
  • 初期費用・ランニング費用をシミュレーションして欲しい
  • どのPRPキットを選べば良いか分からない
  • 機器の価格やランニングコストを知りたい
  • 周辺クリニックのPRP導入状況や提供価格などを知りたい

など、再生医療の導入に関するご質問やご要望はお気軽にご連絡ください。

 
〈再生医療の治療導入をご検討中の先生へ〉

現在、ご相談頂いた方には以下を【無料サポート】中です

①再生医療の導入収支シミュレーション表のご提供

②周辺医療機関の再生医療提供状況・価格調べ


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